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久々の伊勢志摩紀行(Intro)阪神武庫川線の5500系 [鉄道 Railway]

先月15日(日)と16日(月)の2日間久々に伊勢志摩へ行ってきました。
元々は元旦に行く予定でした。しかし、娘が旧年29日に武漢熱の陽性反応が出てしまったため、父親である私も濃厚接触者となって自宅待機になって、止む無く延期した次第です。

確かに感染能力は高いのですが、重症化率や死亡率が著しく低下している昨今です。他国のように無意味な社会生活の制約を撤廃すべきなのですが、蝸牛の如き日本社会です。期待するのが無理なようです。
武漢熱の5種相当への移行は一昨年から私は主張していました。この3年余で武漢熱の対策で100兆円をドブに捨てたようなものです。また出生者数の減少や自殺者の増加、そして無意味かつアタオカな緊急事態宣言による社会経済活動の制約は日本社会をどん底に落としたようなものです。

今回は大阪難波から伊勢志摩(往路は宇治山田まで復路は賢島から)までは観光特急「しまかぜ」のプレミアムシートを利用しました。
その前に行きたいところがあったので、少し早く家を出ました。
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【阪神尼崎駅の構内にて】
ここは阪神だけでなく相互乗り入れしている近鉄や山陽の車両を確認する事ができます。
鉄道好きにはたまらない場所です。
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【武庫川にて】
尼崎から武庫川へと向かいました。
この駅は武庫川の上に建てられました。尼崎市と西宮市の両側から利用可能です。
武庫川線へはこの乗り継ぎ用の中間改札を通っての利用になります。武庫川線の各駅が無人駅なので、この改札口で精算されるシステムです。
JR西日本の兵庫(JR神戸線から和田岬線)、東武の西新井(伊勢崎線と大師線)と同じですね。
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【スタンバイしているトラッキー号】
こちらにはスタンバイしている5500系が停車していました。
このトラッキー号は阪神タイガースのマスコットキャラクターがテーマになっています。外装は白を基調にピンクのラインが入り、内装はピンクのストライプ模様としています。
平日の朝夕以外は1編成のみの運行ですが、不測の事態に備えて1編成スタンバイしています。
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【武庫川線の車両】
武庫川線用に本線で普通運用していた5500系2編成をワンマン改造して2両編成を4本にしました。
これにより阪神最後の赤胴車を置き換えました。
武庫川線は、阪神タイガース(一軍)の本拠地である阪神甲子園球場と、二軍の本拠地球場兼練習場である阪神鳴尾浜球場(タイガース・デン)が近接していることから、車両の内外装は「野球」がテーマになっています。
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【TORACO号の到着】
女性タイガースファンがテーマです。
外装は明るい「黄色」を基調に「緑色」のラインが入っています。
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【TORACO号の側面】
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【半自動ドアのスイッチ】
5700系や5500系更新車同様に追加されています。
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【行先表示器】
フルカラーLED化されています。
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【内装】
パステルカラー調の水玉模様の壁面が印象的でした。
なお一部座席には着席するとトラ耳をつけているように見える「TORACO SPOT」を設置しています。
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【車両銘板】
この車両は現在は存在しない武庫川車両工業で製造されました。
その後この会社は解散して、現在はメンテナンス業務を移管した阪神車両メンテナンスで武庫川線用へと改造されました。
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【参考:5500系更新車】
製造から20年以上経過した平成28年度よりリノベーションされました。
車体は新塗装化が施され、車内は半自動ドア化 (車内外自動放送機能付き) やLCDディスプレイが設置されるなど旅客設備は5700系に準じたものへ更新されました。

本来は全線走破したかったのですが、時間が無かったので車両を見てから大阪難波へと向かいました。

大規模な転用工事を行なって車両を転用していることから武庫川線にかける阪神の意気込みが感じられました。しかしながら、乗客数は伸び悩んでいるそうです。武庫川団地へは甲子園からのバス利用者が多いとの事です。平日朝以外は特急も停車するので、利便性を考慮してバスへと乗客が流れてしまうのでしょうね。

廃止される事は無いでしょうが、今後も末長く地元に密着した路線であってほしいです。
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