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東京小旅行(1)500系のぞみで行く東海道新幹線の旅【4/29】 [鉄道 Railway]

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【新大阪駅25番線に入線した500系のぞみW7編成】
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【東京行きの表示です。JR西日本所属の700系も同様のLED表示を採用しています】
 3月に引き続いて東京へ行く事になりました。今回は友人と日比谷野外音楽堂でのイベント“参戦”が目的で、リクエストにより今回約2年半ぶりに東海道新幹線を利用する事になりました。最後に利用したのが前々職の退職直前の平成17年11月で、その時は埼玉県に在住していました。関西に戻ってから東京へ行くのにはすべて飛行機利用になりましたので、今回実に久々の利用となりました。
 
 私たちはエクスプレス予約のチケットを受け取ってから最寄り駅を9時過ぎに出発して9時半過ぎに新大阪駅25番線に到着しました。GW前半戦でしたが、時間帯等もあって比較的すいていました。これが平日の朝ならもっと多かったと思いますが。
 9:35にくちばしのような形状をした500系車両「のぞみ6号」が博多方面から入線してきました。今回利用するのはW7編成でした。

 利用したのは7号車です。と言いますのは禁煙車両である事だけでなくとなりの車両も禁煙車で紫煙の影響を比較的受けない事と判断したからです。
 9:37にそこそこの乗客を乗せて新大阪を出発しました。いい日旅立ちのBGMがかかってその後に自動放送がありました。停車駅が京都、名古屋、新横浜、品川である事等が告げられました。友人は今回利用する500系のぞみ号が好きなようでして、先々月のダイヤ改正で大幅に運用が減った事を残念がっていました。
 京都に到着。その後すぐに湖東エリアに入ると加速していき最高時速になったと思いや米原を通過。在来線のJR西日本と東海の境界駅でしたので、いつもここを通るたびに「さよなら関西」と寂しく思ったものです。でも今日はイベントの事や近況話で盛り上がっていて楽しいものになりました。
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【飛行機を思わせる車内空間。私のように飛行機をよく利用する人にとっては慣れているから大丈夫です】
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【喉が渇いてアイスコーヒーを頼みました。飛行機ならゆずジュース(JALのSKY TIME)や冷茶を頼んでいますが】
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【独特の形状の出入口です。速度向上のために無駄をそぎ落としていかに快適な空間にしていこうかという試行錯誤で誕生した事をうかがわせてくれるのには十分でした】
 定刻通りに名古屋に到着。中部国際空港の開港に合わせて名古屋駅も駅前に超高層ビルが建ちにぎやかになりました。名古屋ー福岡間は飛行機との競争にさらされています。更に今年中の予定でLFC(Low Cost Carrier)のスカイマークの就航もあります。以前東京ー大阪間は圧倒的に新幹線優位でしたが近年は航空との競争にさらされています。一昨年のSKYの神戸線運行開始や昨年のSFJ関空就航などによって新幹線の優位性は大きく揺らいでいます。先々月のダイヤ改正で新大阪発博多行きののぞみ号を名古屋発に変更したことや西明石発東京行きののぞみ号の設定もそのような危機感の表れでしょうね。
 名古屋を過ぎると風光明媚な区間を通ります。浜名湖、静岡の茶畑、富士山等を見やっているうちに在来線のJR東海と東日本の境界駅でもある熱海を通過。小田原を通過すると相模川を渡り新横浜に到着しました。ここでは多くの乗客が下車しました。かつては閑散としていたようですが、現在は横浜アリーナやオフィスビル等が立ち並ぶ都会の駅です。
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【新横浜にて。下の線路は横浜線です。高層ビルが目立ちますね】
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【多摩川を渡ると東京都になります】
 多摩川を渡るとそこは東京都。品川駅に停車して東京タワーを左側に見やると間もなく終点東京との放送がありました。定刻の12:13に東京駅16番線に到着しました。
 折り返し12:30発「のぞみ29号」で博多へ折り返すために車内整備が行われる事になりました。その間に私たちは先頭車両へ行って撮影していましたが希少価値がある事や昼時である事も重なって利用客と撮影する人たちで混雑しました。
 撮影する人たちの中には家族連れや女性の姿も目立ちました。これだけ愛されている車両も珍しいです。N700系の増備に伴って現在JR西日本ではこだま号への置き換えを決めており、8両編成への改造工事を行っています。この勇姿が東海道区間で見られるのは来年度限りの予定です。
 いつも利用するビジネスパーソンにとっては空間が狭かったりして息苦しいという人も少なくないようです。でも私にとっては新幹線と言えばこの500系車両ですね。その後の700系、N700系に技術は引き継がれていますが、スペック的にも劣る訳ではない(300系の方が引退させるのが先だと思います)ので今後とも山陽区間内であっても16両フル編成で活躍してほしいものです。
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【独特の形状をしたパンタグラフ。N700系ではシングルアームですが外から見たら一直線になるように工夫されています】
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【何とか撮れた先頭部。人が多くて撮影するのが大変でした】
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岸田法眼

500系はいいですねぇー。新幹線電車では100系の次に好みます。

LEDによる情報案内装置ですが、この当時からフルカラーLEDが存在していたような気がします。時代のせいか、色はそれほど鮮やかではありませんが、スピードと共にLEDも意欲作だったような気もします。

500系は全編成を8両化するのかが気になるところですが、レールスターの代走運用もありますので、現状維持でお願いしたいものです。
by 岸田法眼 (2008-05-07 22:32) 

UZ

岸田法眼さん、いつもありがとうございます。

客室両端にある情報案内表示器はW1編成(これは3色LEDです)以外は8色カラープラズマだとのことです。これは681系にも導入されています。当時はグランドひかり以外では単色のLEDでしたのである意味新鮮でした。停車駅に到着の際に駅名の文字が上から下りてくるのも特徴的でした。

JR西日本では5編成を8両編成化させる予定です。0系の置き換えですが、現行では6編成の運用があり(来月以降は3編成になります)、これだけで十分だからです。本来なら300系F編成が先のはずですが、編成ユニットの関係や改造が500系以上にしづらい事から当分走行する予定です。山陽区間だけでも16両フル編成で活躍してほしいですね。
by UZ (2008-05-07 22:58) 

UZ

schnitzerさん、nice!ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。

by UZ (2008-05-09 23:33) 

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