令和6年の春の家族旅行 （６）しまかぜで名古屋入り

宇治山田に戻ってから少し時間があったので、駅構内の店で時間を潰して過ごしました。
名古屋まで観光特急「しまかぜ」を利用しました。

【京都行き特急】
前2両がAceで後4両がビスタカーという混成編成でした。


【連結部】
運用開始から既に40年以上経過したビスタカーが現役で運用されているのには驚きました。
座席は新しいものへ取り替えられています。
しかし、モバイルコンセントが無いので、移動時はご注意下さい。


【50000系特急車両】
名古屋行きの観光特急「しまかぜ」が到着しました。

【側面のロゴ】
運用開始から今年で11年経過しましたが、春休み期間中とあって満席でした。
毛書体で書かれた「しまかぜ」のロゴがクールに感じました。



【車内にて】
プレミアムシート車両の他にグループ専用車両（個室、サロン）、カフェ車両があります。
カフェ車両も混雑していました。
なお、喫煙室は今年２月末をもって廃止されています。この部屋はせっかくなのでフリースペースにしてほしいものです。


【プレミアムシート車】
1−2列掛けの座席配置となっているプレミアムシートには本革を使用しており、ふくらはぎを支える電動レッグレストが装備されています。


【コントロールパネル】
鉄道車輌として初めてとなるシート背もたれにエアクッションを設置し、腰部の硬さを調整するランバーサポート機能やリラクゼーション機能も備えています。
座席間隔は1,250mmで、JRグループの一般的なグリーン車をしのぎグランクラスに迫る居住空間を確保しています。

【背面テーブル】
座席背面には大型テーブルを設けていて、ひじ掛け内にも折りたたみ式テーブルを設置のうえ、テーブル表面に天然木を使用しています。
客室乗務員から配布されるおしぼりもは高級なものを使用しています。
　

観光特急専用車両として在来の近鉄特急車両とは一線を画し、レギュラーシートの設定が皆無のうえ、全席に特急料金とは別に「しまかぜ」特別車両料金が設定されています。
「しまかぜ」は宇治山田を発車してから途中伊勢市と津に停車して名古屋へと向かいました。1時間強ほどの乗車時間でしたが、プレムアムシートは非常に快適でした。歩き疲れていたので、家族3人とも座席に座って過ごしました。
終点の名古屋で下車するのが惜しかったです。