小田南公園再整備事業

先日所用で阪神なんば線を利用した際、大物到着前に撮影しました。


【尼崎市小田南公園】
かつては大日本紡績の工場がありました。
その後はゴルフの練習場などに利用されていた土地を尼崎市が取得したうえで、日本国内における防災公園の第1号として昭和58年に開園しました。市は「手軽に運動を楽しみ、自然を身近に感じられる場」として軟式野球場、ため池広場、緑地などを順次整備していきました。
阪神大物駅や国道2号線や43号線に近く、場内には60台分の市営駐車場を設けています。そのため軟式野球場は年末年始の休場日以外の期間には曜日を問わず草野球などの予約でほぼ埋まっていたそうです。

しかし、老朽化もあって再整備が急務になっていました。その中で阪神タイガースの二軍の球場でもある鳴尾浜球場の老朽化の進行や隣接地に阪神高速湾岸線や兵庫県立総合体育館があり拡張も困難なこともあって移転計画を進めることになりました。
その後、令和3年5月21日に阪神電気鉄道、阪神タイガース、尼崎市の三者間で小田南公園整備事業に関する基本協定が締結されました。尼崎市議会の議決を経て、同年12月21日に2025年を目処とした小田南公園への移転が正式に発表されました。
メイン球場は甲子園球場の環境（グラウンドのサイズ、方位、フェアグラウンドの内野に黒土・外野に天然芝を敷設した構成、LEDを使用した照明設備など）を可能な限り再現する予定です。室内練習場や選手寮も整備されます。
フランチャイズ球場の甲子園球場や高校野球の時期に主催試合が行われる京セラドームへ阪神電車で一本で行ける立地も魅力的だと思います。ただ、阪神尼崎駅西側の歓楽地が近いのが気になりますが…
如何でしょうか、オーナーの杉山さん？

【尼崎城天守閣】
平成31年3月に外観復元が実現した尼崎城天守閣です。
まさか私が生きている間に復元されるなんて思っていませんでした。