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The Tokyo Alert [オピニオン Opinion]

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【東京駅八重洲口】
4年前の3月に撮影しました。

武漢熱の感染拡大の兆しが見られるとして、東京都は2日、警戒を呼びかけるために「東京アラート」を発動しました。新たに34人の感染が確認されたことなどを踏まえたものです。
ようやく医療資源の保護以外は意味のなかった(かえって社会経済活動が停滞して多大な影響が出てしまいました)緊急事態宣言が解除されましたが、夜の繁華街に絡む感染者が目立ち始め、再び市中感染が増加する懸念が高まっていました。そのために警戒(アラート)を発令したものです。なお、警戒発令は都民に対策を促す目的で、休業要請など新たな措置を伴うものではないとのことです。でもメディアで見た限りでは赤い照明は再開したばかりの社会経済活動に対して多大な損害を与える死刑宣告のように思えました。大阪の青い照明と対照的です。感染源を突き止めて防止策を講ずるべきところを、リスクを煽って社会経済活動を止めるのは本末転倒です。

4年前の初当選以来、アホーマンス知事は待機児童や介護離職、残業、都道電柱、満員電車、多摩格差、ペット殺処分などの「7つのゼロ」の公約実現を目指してきました。しかし実現したのはペットの殺処分のみで、他の公約は未達成に終わりそうです。一方で抽象的な言葉ばかりが目立って具体論がかけているとの指摘も多いです。特に豊洲市場の開場延期の際に放たれた「安全より安心」は有名です。全く使用しない地下水がモニタリング再調査で、環境基準の最大100倍のベンゼンが検出された際の発言ですが、そのために開場を延期して多大な資金を投じる羽目になりました。他にも「ロックダウン(都市封鎖)」「ワイズ・スペンディング(賢い支出)」「オーバーシュート(感染爆発)」などカタカナ用語が多いのも気になります。平易な用語で話したほうがいいと思いますが…

仕事柄出向くことが多いのですが、一連の武漢熱の対応で行政機関はよく対応しているなと個々人を見ていると感じます。しかしながら、その中でも首都のアホーマンス知事こと緑のタヌキババアは一体何を考えているのか怒りがこみ上げてきます。関西圏と異なりゼロリスクを追求してやまないとしか思えない社会経済活動再開の工程表を見て呆れました。これでは7月5日に行われる都知事選を意識した選挙活動としか思えません。
この4年間一体全体何やってきたのか、不幸な4年間だったとしか言いようがないです。
私は東京都民ではありませんので落選させることはできませんが、有権者の方々におかれましては正しい判断を下してほしいものです。
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