春節の帰省 （１）久々の関空特急はるか号

（２月１８日）
業務柄シフト制のため、年末年始も仕事でした。
その代わりにどこかで休みを取ろうかと検討した結果、夜勤明けの18日から22日まで帰省することにしました。ちなみに中華圏では春節でして、悲喜こもごもの民族大移動が繰り広げられますが、日本ですので比較的安価な価格で現状では帰省できます。

今回は関空から出発することにしました。関空を利用するのはスターフライヤーが短い期間でしたが関空線を就航させていた時分でしたので、実に4年ぶりです。本来ならバスで行こうかと思っていましたが、時間の関係で鉄道利用になりました。まあ関空特急はるか号に乗ってみたいのもありましたが。

今回は自宅最寄り駅から大阪駅で乗り換えました。僅差で関空特急に間に合いませんでした。気を取り直して大和路快速で天王寺に向かって考えようかと思っていて時刻表を検索していたら、少し待てば特急に乗れることが分かりました。また、JRが発行しているチケットレス特急券でしたら天王寺から関空まで指定席料金が510円と安価ですし　^_^;

天王寺で「はるか41号」を待っていると、ほぼ定刻通りにやって来ました。

【天王寺に到着した「はるか41号」】


【側面】
白基調の車体に袖部の青、肩部のグレーの車体はシンプルな感じがします。
運行開始から今年で24年が経過しました。
指定された3号車に乗り込むとすぐに発車しました。地平にある大和路線乗り場から阪和線の高架へと上っていきました。車内検札（と言ってもiPad miniのメール画面を開けただけです）がすぐにあってしばらくしたら大和川を渡って堺市へと進みました。

【荷物置き場】
デッキに設置されている大型荷物置き場です。
バーで止める簡易なタイプのものです。E259系のように暗証番号を利用している、セキュリティの高いものではないのでご注意を。

【フリースペース】
運行当初から全席禁煙席でしたので、愛煙家のために喫煙室が設置されていました。
しかし後に全面禁煙化により灰皿が撤去され、携帯電話の通話などのフリースペースとされています。


【普通席】
乗車時間が短いせいか簡易な構造となっていて、背面テーブルが省略されていて、収納式のカップホルダー付きの小型テーブルが設置されています。
でもこれでは駅弁も食べれないので、せめて683系のように背面テーブルを設置してほしいですね。
自由席は比較的座席が埋まってましたが、指定席やグリーン車は閑散としてました。


【グリーン車】
京都寄りの先頭車に設置されています。
ほぼ空気輸送でした。

【JRのフリーWi-Fiサービスのステッカー】
そりゃ323系や225系5100番台でも行っていれば、この車両でもやるしかないでしょうね。
でもモバイルコンセント（USBなんて何処の世界か？）くらいは設置してほしいですね、来島さん？
いろいろと撮影したりしているうちに睡魔が襲ってしまいました。気がつけばゆっくりと日根野を通過していました。

【103系】

【225系5100番台】
新旧の阪和線の車両です。
103系は今月のダイヤ改正で阪和線や羽衣線で姿を消します。
りんくうタウンで南海電鉄と合流して連絡橋を渡れば関空です。
「はるか41号」は関西空港に少し遅れて到着しました。

【駅名標】

【281系の先頭車両の模型】
第5回ブルネル賞近距離列車部門最優秀賞を受賞しています。
しかし運行開始から今年で24年。そろそろリニューアルも検討してもいいのでは…

【発車標】
時計と時刻表と路線図が一体化した仕様です。
他駅では普及しませんでした。


【コンコース】
ターミナル側が南海で、エアロプラザ側がJRとなっています。
なお、非常時は境界線上にある柵が除去されて、どちらでも融通が利くようになっています。

割引きっぷがあったから今回乗車しましたが、正規料金では利用したくないですね。
あの設備じゃあ南海のラピートや格下の関空快速のほうがいいですね。
なにわ筋線が開業したら北陸特急のサンダーバードを一体化したほうがいいのではと思いますね。
いかがでしょうか、来島さん？