はじめての家族旅行 （１）コウノトリ９号で豊岡へ

一昨年誕生した娘が今年2歳になりました。
今年6月に実家のある佐賀へ帰省しまして、その後に何処かへ行こうかと考えていました。ふと思い出したのが、娘が生まれる前に豊岡市にあるコウノトリの郷公園へ願掛けに行ったことでした。彼女が成長したのを機に恩返しに行こうと思い、今回の旅行となりました。

（10月12日）
夜勤明けで帰宅してから荷造りして家族3人で尼崎駅へと向かいました。
今回は城崎温泉行きの「こうのとり9号」で豊岡へ向かいます。

【225系丹波路快速】
篠山口へ向かう丹波路快速です。
客車主体の非電化時代を知る者にとって、現在の充実ぶりには隔世の感がします。
それを言うなら尼崎駅もそうですね。キリンビールの工場が北側にあって、いつもビールの匂いがしていた時代から東西線開業に伴う駅舎改築もあって現在では拠点駅だけでなく商業集積地としても賑わっています。

【特急の乗車位置表示】
まあ色々な編成で運行されていますからね。最短で3両編成ですし。

【尼崎に到着したこうのとり9号】
やっと城崎温泉行きの「こうのとり9号」が2番線に到着しました。
289系4両編成で運行されています。

【側面の行先表示器】
種別は幕式、行先表示はLEDを用いてます。
221系以降のJR西日本のほとんどの新型車両でおなじみの方式ですね。もっともキハ189系や227系等では全てLED式になっています。

ほぼ定刻通りに尼崎を出発しました。途中宝塚に停車して、その後は山間の区間を通ります。
三田を過ぎると住宅地も少なくなりました。


【普通席の座席】
実はこの289系は以前683系2000番台として製造され、名古屋や米原発着の「しらさぎ」として運行されていました。しかし北陸新幹線開業後は381系の置き換えとして直流車両へと改造され289系に改番され、南紀方面の「くろしお」や北近畿方面の「こうのとり」「きのさき」等で運行されるようになりました。
しかし赤系統と青系等の2パターンのシートモケットはそのままです。

【大型テーブル】
車端部の座席の大型テーブルです。
その下にモバイルコンセントが設置されています。

【パーソナルライト】
各座席に設置されている照明です。
287系には存在しない設備です。

【車番表示】
書体などはJR西日本の新型車両共通ですね。

【車内の案内表示器】
LED式を採用しています。

【公衆電話機の跡】
かつては車内に公衆電話が設置されてました。しかし携帯電話の普及により撤去されました。
ここに観光パンフレットを置いては如何でしょうか、来島さん？

【大型荷物置き場】
かつては喫煙スペースでした。
しかし全車禁煙となり、現在では荷物置き場となっています。
実にもったいない使い方ですね。もっとも1号車が半室グリーン車化の改造を進めていますので、今後どうなるか分かりませんが…

福知山で天橋立方面へと進む、京都発の「きのさき5号」との連絡を取ってから山陰本線へと進んでいきました。

【八鹿駅にて】
あの、米子や出雲市へと行く電車って現在存在しませんよ。

私達家族を乗せた「こうのとり9号」は生憎の悪天候の中豊岡に到着しました。

【福知山電車区豊岡支所】
豊岡以北や播但線などで使用される気動車が所属しています。
普段はここを拠点に運行されています。

【113系】
抹茶オーレ色とも言える塗装を身にまとっています。

【駅名標】
紫のラインカラーを使用してます。
嵯峨野線と同じ色です。

平日の日中だったのか車内は閑散としてました。
4両編成でも十分の輸送量だったように思えます。高速道路網の整備も進んでいまして、高速バスやマイカーとの競争が激化しています。ようやく数年前になって新型車両に置き換えられましたが、既に時遅しだったと思います。
885系のようにフリースベースを編成各所に設置していれば息抜き出来たのですが、それもなかったので疲れましたね。逃げ場がなかったのでマイカーへと乗客が流れていくのも納得です。

コメント 2

☆娘さんの２回目のお誕生日 ♡おめでとうございます！
コウノトリの郷公園は私も２回行ってきました～なのに。。。
赤ちゃん授からないなぁ(*_*)
車で２時間くらいで行ける距離なので、このように電車や駅が見られて～なんだか新鮮です♪
by まき (2017-11-06 12:23) 

まきさん
コメントありがとうございます。

赤ちゃんは天からの授かりものですので、焦っても仕方ないなと思っていたら愛娘が誕生しました。
おっちょこちょいなのは父親譲りです。
by UZ (2017-11-07 12:39)