その先の仙台へ (5)立石寺と青葉城【9/30】 [旅行・観光 Travel&Sightseeing]
仙山線ホームに行き、山形行きの快速に乗って立石寺へ行くことにしました。松島も行きたかったのですが、時間の関係で今回は立石寺と青葉城観光にしました。
快速電車に乗り込みいよいよ最寄りの山形へ向かいます。
【(左)陸前落合駅 (右)愛子の各駅名板】
愛子を過ぎるとローカル色が漂います。電車は作並を過ぎてトンネルを過ぎるとそこは山形市に!面白山高原を過ぎ、山寺へ到着しました。
【(左)面白山高原 (右)山寺駅の各駅名板】
山寺に到着して立石寺へ向かいます。その前に腹ごしらえを。
【昼食です。芋煮など山形の食が詰まっていて、しかも美味でした】
腹ごしらえをすませてからいよいよ立石寺へ向かいます。体力が持つのはか不安ですが。
【(左)根本中道 (右)山門】
【立石寺の御堂】
休み休みしながらも山門から40分ほどで奥の院に到着しました。せっかく来たのですからココまで来ないともったいないですよ。
【奥の院】
体力不足の体にむち打ちながら登りましたが、景色は格別ですよ。
【山頂から見た周辺の光景です】
【電車に乗る前に賞味したラ・フランスのソフトクリーム】
電車の時間を確認しながら山寺駅へ戻りました。仙台へ戻りました。市内循環バスで青葉城へ向かいます。ここは以前から行きたかった場所です。さとう宗幸さんの「青葉城恋唄」でも知られる青葉城、そして広瀬川が実際どのようなものか見たかったからです。
【特別仕様のバスです】
【仙台市内を東西に流れる広瀬川】
バスに揺られてけやき通りや広瀬川周辺を通って青葉城へ向かいます。青葉城は正式名が仙台城で、ご存知独眼龍こと伊達政宗が築城しました。渡辺謙さん主演のNHK大河ドラマも20年前に放送されました。仙台62万石の大城でしたが明治維新以降解体が進みました。隅櫓や壮大とされた大手門も仙台空襲で焼失しました。戦後になって隅櫓が復興されました。なお、大手門の復元は市営地下鉄東西線開業後に検討するとの事です。
【(左)戦後復興された隅櫓 (右)石垣】
バスから降りて本丸に登って伊達政宗公の銅像を撮影しました。
【(左)伊達政宗公の銅像 (右)本丸から見た仙台市街】
個人的には熊本城や広島城のように一部でも復元してほしいですが、青葉城恋唄の雰囲気も捨てがたいものがあります。ほとんどの建物が解体され石垣がメインで残っていますが、この反映ぶりを政宗公はどう思っておられるのか聞いてみたいですね。
吹く風やさしき 杜のみやこ
あの人は もういない
青葉城を散策していて「青葉城恋唄」の上記の歌詞が頭をよぎりました。
私はこの夏の体験を想い出して涙してしまいました。
立石寺は良いですね。芭蕉を旅の師と仰ぐ私は、十数年前まだ新婚当時家内と訪ねたことがあります。首都圏在住だったので気軽に行けました。あそこからのパノラマは筆舌に尽くしがたいものがありますね。
仙台の町も大好きです。ほんと緑が滴るという表現がぴったりだと思います。
今回の旅にUZさんが、どういう思いを抱いて出かけられたのかはわかりませんが、人は皆、何らかの思いを胸に旅に出るんですね。
青葉城恋歌、私も好きです。
by サットン (2007-10-10 16:49)
サットンさん、nice!&コメントありがとうございます。
立石寺は私に父母が奥の院まで行った事があります。確かに運動不足の体にはこたえますね。外回りでよく歩いていますが平地ですので山道を久々に行くと翌日足が少し痛かったです。でも、あの風景は行ったものでないと本当にその良さは分かりません。正に絶景でした。機会があればまた行きたいです。
仙台の町は今回駆け足で周遊しました。その中でも青葉城は立石寺同様一度行きたかった場所でした。行く途中のバス車中で見た広瀬川の悠久の流れ、そして本丸から見た仙台市街を眺めていると、青葉城恋唄がその時に私の脳裏によぎり、思わず涙した次第です。
改めて青葉城恋唄の良さを感じました。
by UZ (2007-10-10 22:37)