風前の灯の京阪9000系現行編成

　京阪9000系は1997年に8両編成5本（40両）が新製されましたが、オールロングシート化や新塗装化を含めた改造工事が進んでいます。そして現在では１編成を残すのみだそうです。
　夏に撮影した現行塗装の9000系の画像を掲載しておきます。

【京橋駅での9000系】


【車内です】
　ラッシュ時の特急・臨時特急運用と通勤形が使用される急行から普通までの運用の双方に使用できる汎用形として製造されました。座席は固定クロスシートと、ドア付近の一部はロングシートを配置したセミクロスシートです。

【クロスシート部】
　この座席は向きが固定されていますので進行方向と逆向きの座席が数多く登場する事となります。オールロングシート化が完了したらこの座席はどう処分するのでしょうね？

【優先座席部です】
　補助いすも見えていますね。

【パワーウインドウ】
　阪急8000系にも存在していたと思います。あまりはやらなかったですねえ。

　新塗装化も進み、現行編成はあと１編成しかなかったと思います。撮影できれば奇跡でしょうね。

コメント 2

汎用車を目指した９０００系ですが、宿命の中途半端な室内が嫌われましたね。固定式クロスシートはホールド感がしっかりしていて嫌いではなかったですが、逆向きシートはやはり嫌われていたようですし。おまけに仕切り板などが目立つごちゃごちゃした印象は拭えません。ロングシート改造は正解だと思います。
by サットン (2009-10-17 16:02) 

サットンさん、どうもありがとうございます。

この種の設備はラッシュ時の輸送に支障を来すという事で敬遠されたのでしょうね。3000系が登場した今となっては、私も改造されるのもやむなしといった感がしますね。
by UZ (2009-10-18 07:42)