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【訃報】中川昭一元財務相 逝去 [オピニオン Opinion]

 先日の総選挙で惜しくも落選した中川昭一元財務相が東京都世田谷区の自宅で逝去されました。享年56歳で、バッジを外すことになったとはいえ、まだ政治的にもこれからという時でした。
 中川氏は父一郎氏の跡を継いで、1983年の衆院選に初当選して以来農相や経済産業相、自民党政調会長などを歴任されました。その間、拉致議連会長を務めるなど拉致問題に熱心に取り組んでこられました。また、保守派の論客としても有名で、靖国神社には毎年参拝されていました。今年2月の酒酔い会見で財務相を辞任し、それが原因で先日の総選挙では遺憾ながら落選の憂き目を見る事となりました。
 鳩山民主党政権が先月発足しました。しかし本来ならば景気対策が急務なはずなのに、平成の”企画院”とも言える国家戦略局(実際はそうならないかもしれませんが)の発足、馬鹿の一つ覚えのマニフェストの墨守、二酸化炭素25%削減と高速道路無料化政策の矛盾ぶりなど、地に足着かない四方八方美人ぶりに毎日憤りを感じています。捲土重来を期してこれからという時の死に私も衝撃を受けました。
 先日の酒酔い会見(それでも件のG7会合では職務を果たされたとの事)では国際的に日本に対して致命的なダメージを与えてしまいましたが、職務は国家国益を重視されてしっかり果たされた方でした。与党の閣僚にも見習ってほしいものです。

 最後になりましたが、ご逝去に際しまして謹んで哀悼の意を表します。安らかにお眠りください。

追記 氏の逝去のニュース速報が流れた際、東京放送系列の情報バラエティー番組『サンデージャポン』で進行役のアナウンサー青木裕子女史が「速報は注目しないでください」と冷たく言い放っていました。番組進行中とはいえ、この発言は看過できません。元は政府の重職を担った人物の死よりもタレントの離婚を重視した彼女の言動は人間として許せません。彼女が一体どんな教育を受けてきたのか親や社長の顔が見てみたいものです。
 東京放送がここまで腐りきっていたのか改めて憤りを感じずにいられませんでした。報道のTBSなんて笑止千万です。

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