竹島は日本固有の領土です！

　日本の領土である島根県の竹島が韓国の李承晩政権によって不法占領されて半世紀以上経過しました。このたび文部科学省は中学校の新学習指導要領の社会科解説書に竹島（韓国名・独島）を明記すると決めました。これについてソウルの日本大使館前では卵を投げつけたりろうそくをともしたりするデモがありました。
　不法占拠され韓国の実効支配が半世紀以上続いている中で遅きに失した感があります。既に韓国では竹島を独島と名付けて教科書では自国の領土と教えています。これに対しては日本政府は遺憾の意を表明したりしていますが、実力行使を伴っていない点では実に歯がゆいです。なぜ早くに自衛隊法第76条（防衛出動）もしくは第78条（命令による治安出動）でやり返さなかったのか憤りを感じます。この種の事は子供の時から教えなければいけないのです。そして毎年色々な外交手段を講じて領有権を認めてもらうように働きかけなければいけませんし、もしそれに行き詰まった時に戦争という手段があります。日本国憲法では侵略戦争を禁じていますが、自国領土の不法占拠ですので自衛隊法で解決できるはずです（これはどの憲法学者も有識者も論じてません）。もっともこれは最終手段ですが。
　
　福田首相は外交とは人の嫌がる事はやらないで仲良くする事だと言っています。既に靖国神社参拝の取りやめ、クラスター爆弾の廃棄などを打ち出しています。靖国神社参拝は多くの戦没者が眠っていて（厚生労働省の戦没者名簿に基づいています）、東條英機元首相等のアメリカを始めとした戦勝国占領下の憲法違反の事後法で裁かれた問題もありますが、特定アジア各国からクレームが来ただけで参拝しない方針です。クラスター爆弾は確かに被害者の映像を見ると残虐な兵器ですが、周囲が陸続きでない海岸線で囲まれている事もあり日本においては有効な兵器なのです。また周囲のアメリカ、中国等が批准していない点を考慮すれば同意すべきではなかったのです。代替兵器への切り替えに今後8年間で500億円かかります。もうこうなりゃチンパンジー福田康夫の地元の群馬県の一般予算が6537億円ですので責任を持ってそこから捻出すべきではないでしょうか。
　先般の洞爺湖サミットでもチンパンジー福田康夫は日本の国益を保持すると言う観点から色々発言すべきでしたが、ほとんどその形跡はありませんでした。自国の国家国益や領土を守れず、隣国の動向を気にするようではもはや政治家ではありません。教科書への記述も韓国の動向を気にして結局”固有の領土”の表現を避けました。内閣機密費を使って（本来の機密費はこのためにあります。決して競走馬を購入したり大使館で高級料理三昧をするためでないのです）アメリカ等への新聞等へ意見広告を出したり、ロビイストへ働きかけを強めたり戦争しなくても色々な方法があるにもかかわらずこのヘタレっぷりは実に情けない限りです。
　一時的に韓国との関係は悪化しますし、最悪断交という事態になりますが、それを恐れるべきではないのです。韓国国民は必ず恩を仇で返す民族です。10年程前の韓国の通貨危機の際に日本は多額の資金を投じて危機を救いました。それを忘れてのあの騒ぎです。ただ、他に色々な問題を抱えているのか”人間バーベキュー”や”クレイジー”さは比較的抑えていましたね。
　昨今の内閣支持率の低迷もこの点に原因があるのではないでしょうか。自国の国家国益や領土を守るという政治の第一義を忘れてはなりません。