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衆議院解散 [オピニオン Opinion]

衆議院は28日の正午の本会議で解散しました。その後臨時閣議で10月10日公示、24日投開票の日程が決定されました。

つい3ヶ月前は森友・加計問題で北朝鮮のミサイル問題を無視したかの如く国会の議論は大きく占められていました。森友問題は学校開設に伴う補助金詐欺、加計問題は獣医学部開設に伴う過程の中で、官邸に敗北した、(大学の許認可権を握っている)文部科学省の嫉妬だったのですが、なぜか憲法改正を嫌う一部の識者やマスゴミ(媚中侮日新聞、頓狂新聞、チョンイル新聞、変態毎日新聞、狂道通信)の大合唱により政治問題化したものです。その時は衆議院の解散総選挙を訴求していましたが、安倍首相が解散総選挙を検討する報道が流れた際には国民不在だと掌を返して批判していました。本来衆議院はいつ解散→総選挙があってもおかしくないのですから、それに備えるのは与野党問わず常識なのですが、おかしな話です。

野党第一党の民進党の前原代表は28日午後の両院議員総会で、代表以外の全員が離党し、東京都知事の小池百合子氏が率いる「希望の党」に公認申請することを打ち出しました。いわゆる事実上の「解党宣言」でもあります。その中で前原代表は、「どんな手段を使っても安倍政権を止めなければならない。もう一度政権交代を実現して身勝手で政治を歪める安倍政権を退場に追い込みたい。私は皆さんが大好きだ。これからも皆さんと一緒に行動し、もう一度われわれの理想の社会を創る。そのために名を捨てて実を取る。その決断をぜひご理解頂きたい」と訴えました。

せっかく代表選を通じて代表になったにも関わらず、幹事長予定者の大スキャンダル(ダブルスタンダードや逃げの態度が嫌われたのは納得)や離党者が相次ぎ青色吐息でしたが、ここへ来て息を吹き返したのだと思われます。しかし、この「自分ファースト」とも思える無節操さは呆れました。政権を担ってきた党が立ち上がったばかりの訳の分からない政党といっしょになるのですから、泉下の松下幸之助翁は何を思うのでしょうね。こんな恥も外聞もない人間にはなりたくないものです。

小池都知事率いる希望の党は衆院選で「2030年までの原発ゼロ」「消費税増税凍結」を掲げてます。電気の大消費地でもある東京都知事を務める小池氏が、その行程表もなく原発停止を訴えるのは無責任です。九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長は憤っています。玄海原発3・4号機は来年1月以降に再稼働を果たす予定です。再稼働に向けて、佐賀県と県内20の自治体は、安全性や必要性について議論を積み重ねてきました。その経緯を踏まえ、今年4月、山口祥義知事は「エネルギー自給の観点で考えると、現時点では一定程度、原子力に頼らざるを得ない」として、再稼働に同意しました。
小池氏の現実を無視した無責任な主張は、その課程を全否定するものです。
消費税増税凍結は日本国民を愚弄するものです。私は年々増加している社会保障費に対して憤りを感じていまして、それなら消費税を引き上げて全国民が国会財政の健全化に努めて、将来の不安をなくすことが大事ではないかと考えてます。近年消費が良くないのも、将来に不安を感じているからなのです。
にも関わらず、増税を凍結することで勤労者から天引きされる社会保障費が増加してしまい、可処分所得が減少すればどうなるのか与党の政治家として大臣まで務め、現在地方自治体の首長になっている方の発言とは思えない妄言は許せません。

確かに安倍内閣の5年間は消費税増税の先送りや規制緩和が進まず残念な面が多いのも事実です。また得意の外交(対韓国、対ロシアなど)でも失敗が目立ちます。しかし、希望の党の無責任な主張や自分ファーストの民進党の面々を考えれば与党に主張に一理あるのも事実です。

後々の子孫に笑われないためにも、ここは懸命な選択をすべきではないでしょうか。くれぐれも一部メディア(媚中侮日新聞、頓狂新聞、チョンイル新聞、変態毎日新聞、狂道通信)の煽動記事に騙されて変な選択をしてはいけません。
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