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阪神・淡路大震災から20年 [オピニオン Opinion]

今日(1月17日)は6,000人以上の犠牲者を出した阪神・淡路大震災から丸20年。
被災地各地では犠牲者を追悼する集いや当時を振り返るで形で様々な追悼行事が行われました。

私も知人とともに神戸市中央区東遊園地で行われた「1・17のつどい」(神戸市など主催)に行って犠牲者を追悼してきました。
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【西明石行きの207系電車】
この電車に乗車して会場最寄りの三ノ宮駅に5:34に到着します。
この時点では多くの座席が埋まっていた状態でしたが、西に進むに連れて立客が目立ち始めて六甲道や灘では超満員でした。
三ノ宮に到着後急いで会場へと向かいました。
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【神戸関電ビル】
毎年1月17日には窓明かりで「1・17」の文字がつくられますが、今日は大震災から20年を迎えるにあたって「20 1・17」の文字がつくられました。

会場に到着して暫くしてから5時46分の時報が流れて黙祷をしました。
今年は大震災から20年の節目の年ということなのでしょうか平年よりも多くの人びとが来られたために立錐の余地もない状況でした。
記帳(今年は氏名のみ)の後に慰霊と復興のモニュメントで献花しました。
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【モニュメントへ続く長蛇の列】
午前7時現在で約14,000人来場されたとのことでした。私達も記帳の後に並びましたが献花まで約1時間かかりました。
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【1.17希望の灯り】
神戸の復興と再生を願って灯されました。
この日は灯火を被せていたカバーが外されました。
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【マリーナ像】
元々昭和57年に建立されましたが、阪神・淡路大震災で倒壊しました。
マリーナ像は復旧しましたが、持っている時計は震災が起こった時刻( 5時46分)を指したままになっています。

本来追悼の場であるにもかかわらず会場上空を旋回していた報道ヘリの爆音や黙祷中に鳴り響いたスチールカメラのシャッター音、そしてボランティアの方々が提供していた炊き出しやコーヒー空容器が各所に不法に投棄されている現状には悲しくなりました。大震災後に様々な施策が講じられてきましたが、道徳心はそのままだったように思えました。
更に20年目の節目(しかも土曜日)で神戸市営地下鉄山手線が臨時便を出したりして多くの人々が来られることが予測されていたにも関わらず来場整備も場当たり的でした。不測の事態に遭遇した場合にどうするのかは前もって分かっていたはずですが…
関西に戻ってから9年経過しましたが、可能な限り東遊園地で追悼してきましたが、こんなに違和感を感じたことはありませんでした。

最後になりましたが、改めて亡くなられた全ての方々へ哀悼の意を表します。
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